11月27日の日記~思春期の発達課題~ | ぼぶろぐ -凸凹自由帳-

11月27日の日記~思春期の発達課題~

(⊃∀⊂)コンバン・・・∩・∀・∩ ワァー★


月曜恒例の家族心理学の時間がやってきました!

恒例といっても前回は記事書かなかったが!気まぐれなのさマイト!(リアルの影響)


今回は、思春期の発達課題について勉強しました(・∀・)

発達課題というよりは、思春期での子と親の接し方みたいな感じかな?

ではではさっそく書きたいと思います。



○思春期

思春期になってくると、今までの対処法では解決できないようなことが出てきます。

たとえば、性衝動や攻撃性、です。

初っ端からアレな話ですが、

性衝動を感じる脳の部位と、攻撃性を司る脳の部位(?)が近い位置にあるようで、

性衝動が高まると攻撃的になるのはそのせいらしいです。


以前にお話した3歳くらいの第一次反抗期に対して、

思春期は第二次反抗期と呼ばれています。

第一次反抗期で子供とちゃんと向き合うことができた親は、

第二次反抗期でも向き合うことができます。

逆も然りです。



○「いなす」ことが大切

思春期になると、わけもなくイライラを感じている子供もいると思います。

何故イライラしているのか子供自身もわからないのです。

そういう子供に対して、

親がガンッとした態度でぶつかってしまうと火に油になってしまいます。


もし子供が親に対して「うるせぇクソババァ!」と言ったら、どう対処しますか?

ここで“いなす”ことが大切になります。

ユーモアでいなしてあげるのです。

「クソババァじゃ言葉が汚いから、そうねぇ、うんちババァって言ってごらん」

と答えます。

もし子供が「わかった」と言ったら、子供は親の言うことを聞いたということになります。

もし子供が聞かなかったら、

子供が最初に感じた怒りが収まっているということになります。

子供にしてみれば「うんちババァと呼んで」なんて言われたら、拍子抜けですよね。

いなすことが重要なので、無視はいけません。



○対峙が大切

いなすことが大切だからといって、どんなときでもいなしてばかりではいけません。

子供と向き合わなければいけないときもあります。

子供が悩みを相談してきたり、いつもよりも落ち込んでいるように見えたり、

問題行動が出てきたりした場合等は、いなさずに向き合ってあげることが大切です。


以下、先生が出した実例です。

ある男子生徒が、中学のときから自分の髪が薄くなっているように感じてきました。

高校生になって、ますます自分の髪が気になるようになり、

ある日彼は母親に相談しました。

すると、母親は、

「あんたのお父さんも髪が薄いのにあんなにがんばってるんだから、大丈夫よ」

と、息子をいなしてしまったのです。

しかし、彼はそれでもどうしても気になってしまい、ついには学校に行けなくなってしまいました。

母親は焦って、彼を皮膚科に連れていきました。

病院の先生は医学的に彼の髪の毛を診てくれて、

薄くなってきていないよ、と彼に伝えてあげました。

しかし、病院の先生は髪の毛に関しては真面目に診てくれましたが、

彼の悩みの解決にはなりませんでした。

彼はとうとう引きこもってしまいました。

母親は焦って、今度は彼を児童相談所に連れていきました。

そこで、児童相談所の人は彼の悩みを聞いて、

「なるほど。君の悩んでいることはとても重要なことなので、一緒に考えてみない?」

と、彼の悩みを受け止めてくれました。

彼との面接はたったの2回で終わったようで、

彼は自分の悩みを受け止めてくれたことで元気になっていったようです。


大人にとってはたいした問題でもなくても、子供にとっては大問題のときがあります。

私の大好きな漫画“ぼのぼの”にも、


子供が大変な時

親は「たいへんじゃない たいへんじゃない」って言うんだよ

「たいへんじゃない たいへんじゃない」


と書いてあったのを思い出しました。






他にも、

「自立と依存は対立関係ではない。

自立とは、成熟した依存のことである。

何にも全く頼らないというのは孤立であって、自立ではない。

“成熟した依存”というのはギブ&テイクの関係のことを言い、

いわゆる依存と呼ばれるのは“未熟な依存”のことであり、

テイクばかりの関係のことをいう。」


死と再生

発達段階を上るときに、

1つ前の発達段階を殺して、新しい発達段階に生まれ変わること。

七五三や学校の卒業式、成人式などは死と再生の儀式である。

しかし、現在ではそれらは単なるイベント事となってしまっている。

自分を殺すことができないので、親殺しや自殺をしてしまうこともある」


ということを学びました。



自分が思春期だったときにどうだったかなぁと思ったり、

私は死と再生をちゃんとできてきているのかなぁと思ったりしました。

すべてなあなあできているから、今の私はこんな私なのだろうか?

とか考えてました(・´ω`・)






今回も長くなりましたが、また次回以降書きたくなったらつらつら書きにきます。

寒くなってきたので、みなさんお体にお気をつけてくださいな。